JROAとは?
JROAの理念
日本レンタルオフィス協会は、レンタルオフィス業界の健全な発展を通して起業家及び中堅中小企業の成長に寄与し、社会の発展と新たな雇用の創出に貢献することを目的として設立された一般社団法人です。
2000年以降、外資系企業の日本進出をきっかけに、日本国内ではこれまでのSOHOオフィスに加え、「レンタルオフィス」や「サービスオフィス」という呼称のワークスペースが拡がり、小規模企業向けとして、使いやすく保証金などの契約コストも低いオフィスとして認知されるようになりました。
近年では、IT技術の発達とともにソーシャルネットワークサービス(SNS)も浸透、情報だけでなく、働き方にまで「フレキシブル・シェア・つながり」といった概念を求める思想が拡がっています。
そうした働き方の多様化に伴い、レンタルオフィスをフリーアドレス制にしたシェアオフィスの誕生や、さらにフレキシブルでカジュアルなコワーキングスペースといった新たな形態が誕生したのもここ数年の事です。
当協会では、時代の変化によって多様化するレンタルオフィス業界において会員企業様には開業支援や入居者募集支援やセミナー開催など、様々な価値向上のためのサービスをご用意しております。
また、一方で入居希望者に対してよりニーズに合ったオフィス選びのための適切な情報提供を行うことでミスマッチを減らし、業界の更なる健全化を目指します。
JROAの目的・行動憲章
目的
一般社団法人日本レンタルオフィス協会は、レンタルオフィスにおける健全かつ専門的な運営・管理業務の確立を通じて、業界の整備・発展を図り、豊かな国民生活の実現に寄与することを目的としています。
行動憲章
業界の先導役として、それぞれの入居者のニーズに合った高品質・高機能なワークスペースを提供する事業者が集まり、法令遵守と社会的責任を全うし、次の活動を行います。
対象となるオフィス形態
下記に定める全ての条件を備えた施設を運営または所有する事業者が当協会の対象となります。
レンタルオフィス
シェアオフィス
コワーキングスペース
バーチャルオフィス
施設…同ビル内他フロアを含みます
ワークスペース…個室/オープンスペースは問いません
通信環境…インターネットや電話回線の事をいいます。
OA機器…コピー機やスキャナの事をいいます。
JROAが目指すレンタルオフィス運営のルール作り
ルール作り1
レンタルオフィス運営に関する法整備を目指します
法整備がなされていないレンタルオフィス業界において、事業主・入居者にとって有益な法制度を構築することは安定した市場を形成し、安心・安全・快適なオフィス確保につながります。
ルール作り2
「認定レンタルオフィス制度」による業界基準の制定
当協会は、入居希望者がレンタルオフィスを選ぶ際に 判断材料となる指標として、優良レンタルオフィスの認定制度を確立いたしました。認定された会員には認定証を発行し、当協会のWEBページに登録を行います。
ルール作り3
ICTによる事業者間のネットワーク化でレンタルオフィスの付加価値向上を目指します
会員様には各オフィスをネットワークで結ぶ「コネクトオフィス」、入居者管理システム「motena」を無償でご提供。入居者様にとってより付加価値の高いサービス構築を支援します。
入居者向け情報提供システム
入居者管理を初め、秘書サービスや謄本取得代行など、オプションサービスを入居者用アプリからタイムリーに受け付けることが出来ます。
会員企業同士の会議室・ワークスペースの共有サービス
共同購入システムによる備品のコストダウンや、会員同士の会議室や共用スペースのシェアシステムなど、会員ネットワークを活かした各種サービスを提供いたします。